同報MCA無線システム

mcAccess e

財団法人 移動無線センターが運営・管理している800MHzデジタルMCA無線 mcAccess eを利用した自治体さま向け同報無線システムです。
総務省から認められた同報系システムで、消防庁防災基盤整備事業その他各種、補助対象となります。

カタログ(PDF:2399KB)

同報MCA無線システムの特色

その1 中継局整備不要・事業費が安価

(財)移動無線センターが中継局を運営管理します。利用者である自治体さまは中継局の整備・保守負担がありません。従来の60MHz防災行政無線と比較して、安価にシステム整備が可能です。

その2 簡単免許申請・従事者不要・検査不要

  同報MCA無線 防災行政無線
信頼性 回線輻輳 業務用の限定された免許人利用・通信時間制限で輻輳は起こりにくい。
自治体は「優先接続契約」あり 占有可能な「専用スロット契約」あり
専用波の為、輻輳は起こりにくい。
中継局・電源対策 一般財団法人 移動無線センターが運営管理。
耐震性対応・非常予備電源対応
整備・保守ともに自治体が対応
費用 イニシャルコスト
  1. 中継局整備不要
  2. システム機器安価
  1. 自治体で中継設備負担
  2. システム機器高価
ランニングコスト
  1. 電波利用料
  2. MCA中継利用料
  3. 保守点検料
  1. 電波利用料
  2. 法令点検料(5年毎)
  3. 保守点検料
電波法 免許 包括免許申請 個別免許申請
無線従事者 対象外 対象
法令点検 対象外 対象
電波利用料 防災用減免措置1/2 防災用減免措置1/2

システム構成図

MCAと接続可能な再送信波

  種別 周波数
1 地域振興波 60MHz帯(59.795/59.825/60.980MHz)
2 地域振興波 367/385MHz帯
3 簡易業務波 154/465/468MHz帯

地域振興波については、通信局の確認が必要です。

1. 親局設備 主な機能

親局設備 防災課などに設置

役場からの操作により町内各所に設置された屋外拡声子局および戸別受信機に対して放送をするものです。
  1. 操作は、タッチパネル式モニタおよび選択起動装置のボタン操作と簡単です。
  2. MCA無線部は現用/予備 自動切換え方式
    定期的に無線機との通信(ヘルスチェック)を行い状態監視をします。オプション
親局(操作部)設置イメージ
  1. 放送種別
    緊急放送/一般放送/サイレン通報/自動プログラム放送/定時チャイム放送/時差分割放送/繰返し放送/外部機器割込放送/J-ALERT緊急割込放送
  2. 選択呼出し機能
    緊急一斉/一斉/グループ(任意選択)/個別/戸別一斉/戸別グループ
  3. 地図・子局一覧表示機能
  4. サイレン起動制御機能
  5. 子局音源ファイル起動制御
  6. ショートカットボタン機能(ワンタッチボタン)
  7. 放送音量制御
  8. 子局監視制御機能(放送監視・定時監視・手動監視)
  1. 異常監視警報通知機能
    (親局・子局異常時に回転灯でお知らせ)
  2. 通信・監視記録機能
  3. 試験機能
  4. 音声連絡通話機能
  5. 有線拡声機能(庁舎屋上スピーカー拡声)
  6. 外部情報表示機能(情報地図表示盤)オプション
  7. 外部出力機能(電話応答装置等)オプション
  8. J-ALERT自動起動機能(J-ALERTを接続した場合) 
  9. 音声合成機能 ※オプション 
  10. 現用/予備 自動切替方式オプション
  11. 地域遠隔放送システムオプション
    (番号登録された電話から遠隔登録よる拡声放送) 等

安心・便利な機能

住民へ情報伝達する 親局/副親局設備 重要な設備です。確実に放送する為に大きく4つを重視!!

その1無線機の二重化(オプション対応)

現用機/予備機自動切換え方式
定期的に無線機との通信を行い(ヘルスチェック)無線機の状態を監視します。

その2選択起動装置で簡単操作

PC操作に不慣れな職員でもワンタッチ操作で放送が可能。
⇒災害時に有効です。
⇒PCタッチパネルが故障した場合でも放送が可能です。

その3緊急用補助制御装置で
バックアップ万全

PC制御装置がダウンした際は緊急用補助制御装置でバックアップします。基本的な放送が可能です。

その4子局監視・アンサーバック機能

子局の状態を遠隔監視しています。

定時監視
設定した時間に自動で子局の状態を監視します。
放送監視
放送前・放送後に子局の状態を監視します。

MCA無線通信・アンプ起動・音源ファイル起動・筺体扉開閉状態・商用電源断絶・蓄電池低下など

制御部 収容架(例)
情報表示盤(外部50型ディスプレイ)
操作部(例)
左側が同報MCAタッチパネル式操作部
右側はJ-ALERT管理端末

停電が発生した際は子局から自動で停電情報が親局/副親局に通知されます。正常に戻った場合も通知されます。

2. 副親局設備 主な機能

副親局設備 消防・支所などに設置

最小限の構成で基本操作が可能です。文字通り親局設備の補助的な操作が可能です。
町内各所に設置された屋外拡声子局および戸別受信機に対して放送が可能。

  1. 放送種別
    緊急放送/一般放送/サイレン通報/
    自動プログラム放送/定時チャイム放送/時差分割放送/
    繰返し放送
  2. 選択呼出し機能
    緊急一斉/一斉/グループ(任意選択)/個別/
    戸別一斉/戸別グループ
  3. 地図・子局一覧表示機能
  4. サイレン起動制御機能
  5. 子局音源ファイル起動制御
  6. ショートカットボタン機能(ワンタッチボタン)
  7. 放送音量制御
  8. 子局監視制御機能(放送監視・定時監視・手動監視)
  9. 通信・監視記録機能
  10. 試験機能
  11. 音声通話機能 等
副親局(操作部)設置イメージ

3. 補助局・簡易補助局設備 主な機能

補助局(一体型操作器)設備 消防・災害対策本部・支所・公民館などに設置

手動放送を主な利用目的としたハード卓仕様です。
消防や災害対策本部・支所・公民館などに設置して、親局設備が持つ簡易な操作が可能です。
町内各所に設置された屋外拡声子局および戸別受信機に対して放送が可能。

  1. 放送種別
    緊急放送/一斉放送/グループ放送
  2. 選択呼出し機能
    緊急一斉/一斉/グループ(13)
  3. サイレンパターン吹鳴(3)・手動サイレン
  4. 放送音量制御
  5. 戸別受信機向けの再送信無線機の接続可能
  6. 拡声用放送アンプの接続可能 等
一体型操作器
(型式:DP-BS4001)
簡易な構成で構築できます
MCA無線機(EF-6195A)
遠隔制御ユニット(EF-L62277AA)
3ウエイ電源装置(TDF-101Ⅲ)

簡易補助局(簡易操作装置)設備

簡易操作装置と無線部のみの構成で持出しも可能な可搬型親局。

  1. 放送種別
    緊急放送/一斉放送/グループ放送
  2. 選択呼出し機能
    緊急一斉/一斉/グループ(13) 等
簡易操作装置(型式:DP-PS1001)

4. 屋外子局設備 主な機能

屋外拡声子局設備

親局・副親局・補助局・簡易補助局からの信号を受信して周囲にスピーカーで拡声放送するものです。

屋外拡声子局

  1. 屋外拡声放送機能
  2. 自局放送機能(子局操作から単独スピーカー拡声放送が可能)
  3. グループ放送機能(子局操作から緊急一斉/
    一斉/グループ放送が可能)
  4. 24時間停電補償
  5. 電子サイレン吹鳴制御
  6. 音源再生機能
  7. 監視制御アンサーバック機能
  8. 自己発呼機能(子局障害時に親局へ自動通知)
  9. 再送信起動制御(戸別受信機向け・エリア外拡声向け再送信機能)等
  10. モーターサイレン制御(オルタネート/モーメンタリ)
屋外拡声子局 設置イメージ
(スピーカー30W×4本標準)
屋外制御装置

外部接続箱A型・B型・C型

  1. 放送用マイク
  2. MCA連絡通話用マイク
  3. サイレンパターン吹鳴スイッチ・手動サイレンスイッチ
  4. 地域放送拡声中継機能(C型のみ)
  5. 高速避雷器 内蔵(A型のみ)
  6. オートリセットブレーカー内蔵(A型のみ)
外部接続箱A型
外部接続箱B型
外部接続箱C型
子局自己発呼機能
商用電源断(停電/復電)・扉開放状態を子局から親局/副親局に自動で通知します。

子局 自局・グループ放送機能

子局から選択した屋外拡声子局に対して放送が可能です。
(緊急一斉放送・一斉放送・グループ放送)
日常の地域放送から災害時には臨時親局としての放送が可能です。

災害時に有効な機能
子局が臨時の親局となりますので災害時には有効です!!
下記のような災害時の事例を考慮し、親局等からだけでなく、子局から放送できる機能を持たせています。
  • 事例1(中越地震)
    …倒壊の恐れがあり、庁舎(親卓放送室)に入る事が出来ずに放送が出来なかった。
  • 事例2(東日本大震災)
    …放送中に庁舎(親卓放送室)ごと津波に流された。

緊急一斉放送・一斉放送

日常の地域放送から災害時には臨時親局としての放送が可能です。

グループ放送

子局から設定した地区のスピーカーを拡声

自局放送

子局から自分のスピーカーのみを拡声放送

電子サイレン・モーターサイレン

親局・副親局・補助局から子局に対してサイレン吹鳴が可能です。
電子サイレン・モーターサイレン両方に対応。混在して整備も可能です。

親局・副親局

  1. サイレンパターン 10種類(繰返し回数1~15回)
  2. 任意パターン 3種類

補助局

  1. 任意サイレンパターン 3種類
  2. 手動サイレン
モーターサイレンの場合
サイレンパターンを電磁開閉器等に直接受渡し可能です。
サイレン制御盤は必要ありません。
(費用の軽減)

5. 戸別受信機設備 主な機能

予算・機能・用途に合わせて様々な戸別受信機からお選びいただけます。混在しての導入も可能です。

エリアトーク製 戸別受信機戸別受信機に対して選択呼出し放送可能です。

地域振興波:
367・385MHz帯対応
簡易業務波:
154MHz帯/465・468MHz帯対応
  1. 電源AC100V/停電時には乾電池に自動切替え
  2. 録音機能
  3. 緊急放送信号を受信すると自動で電源ONおよび最大音量にて放送
  4. 選択呼出し対応
  5. 音声ガイダンス機能付き 等

リズム時計製 防災ラジオ選択呼出し放送に対応していません。一斉放送のみ

地域振興波:
367・385MHz帯対応
簡易業務波:
60MHz帯対応
  1. 電源AC100V/停電時には乾電池に自動切替え
  2. 緊急放送信号を受信すると自動で電源ONおよび最大音量にて放送
  3. FM/AMラジオ付き 等

同報MCA無線システム 電波の流れイメージ

MCAと接続可能な再送信波
  種別 周波数
1 地域振興波 60MHz帯(3波より)
2 地域振興波 367/385MHz帯(48波より)
3 簡易業務波 150(9波)/400MHz帯(35波)
ご利用自治体
  • 北海道安平町 様
  • 北海道函館市 様
  • 岩手県金ケ崎町 様
  • 新潟県新潟市 様
  • 富山県氷見市 様
  • 愛知県美浜町 様
  • 愛知県稲沢市 様
  • 愛知県南知多町 様
  • 山口県下関市 様
  • 福岡鞍手町 様
  • 福岡県みやま市 様
    など多数の自治体様でご活用いただいております。
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